ピアノコンクールに受かる子がやっていること【コンクール当日】

ピアノ

こんにちは。ピアノコンクールに5歳から50回以上出場している筆者です。その体験の中で感じた、ピアノコンクールで入賞する子がコンクール当日にやっていることがいくつかあると感じたので、紹介していきます。

ペダルチェック

ペダルは、ピアノによって踏み心地が全然ちがいます。コンクール会場のピアノは、普段練習しているピアノと比べてどうか、という踏み心地のチェックをしないと、本番で踏み加減が分からなくなってしまいます。一番底まで踏むにはどのくらいの力加減が必要なのか事前にチェックしておきましょう。

コンクールによっては、本番前に、ピアノは弾かずにお辞儀の場所や弾く順番などといった流れだけをリハーサルすることができます。流れをリハーサルできないコンクールでは、本番お辞儀をしてから弾き始めるまでの間に、ペダルチェックをしておきましょう。

椅子の高さ調節

椅子の高さ調節についても同様です。リハーサルがある場合では、その場で普段弾いている椅子の高さはどのくらいなのかを確認し、リハーサルがない場合でも弾き始める前にしっかりと自分が弾きやすい高さに調節しましょう。一度調節した後で座ってみて、「なんだか合わないぞ」と思ったら、焦らなくていいのでもう一度調節しましょう。最高のコンディションで弾くことの方が大切です。

ドレスアップの確認

フォーマルな恰好であれば、ドレスは何でも構いませんが、できれば曲の雰囲気に合ったドレスがいいでしょう。情熱的な曲を弾く人は赤系統のドレス、爽やかな曲を弾く人は青系統のドレスといった風に、曲に合わせると全体的な雰囲気が統一されます。弾く本人のテンションも上がるので、素敵な一着を選びましょう。その後に、そのドレスでの弾きやすさなども確認しておきましょう。当日は、ドレスの肩の部分などがちゃんと着られているかなどをチェックし、本番にずれてきて弾きにくくなることのないようにしましょう

髪型の最終確認

女の子は、コンクール本番は、アップヘアにしている出場者がほとんどです。ピアノの鍵盤の端から端まで、どの部分を弾いていても、目に入ったりして邪魔にならないような髪型にしましょう。ポニーテールよりも、ひとつにまとめた後にお団子にしている女の子の方が多いです。男の子は、髪の毛をワックスで固めている子もいました。

本番直前まで練習する

コンクール当日に、実力を最大限発揮できるかどうかは、指がどのくらい動くかにかかっているといっても過言ではありません。コンクール会場が自宅から近いところにある場合は、できるだけ直前までピアノを弾いて指を動かしておきましょう。そのほかも、ピアノの先生のピアノを貸してもらったり、スタジオをレンタル予約したりするなど工夫して、指が動くよう指の調子を整えておきましょう。私がコンクールに出ていたときは、コンクールが近くなると、会場近くのレンタルスタジオはどこも埋まっていました。

おまけ

  • 楽屋などで他の子に話しかけない

これは観察していて気づいたことなのですが、コンクールで受賞する子は、楽屋などで自分の番を待っているときなどに、他の出場者に話しかけません。楽譜を見ながら自分の曲をイメージすることに努めているか、何もせずに集中力を高めています。コンクールの待ち時間はときとして長く、飽きてくることもあります。周りの出場者も同年代くらいの子が多く、話しかけたくなることもあるかもしれません。(私の場合は、緊張でそれどころではありませんでしたが…。)それでも、あたりませのことかと思われるかもしれませんが、コンクールは友達をつくる場ではありません。楽屋などで他の子に話しかけない子は、そのことを分かっており、他の出場者の時間も大切にできる子なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。コンクール当日は、緊張すると思いますが、最大限力を発揮してがんばってくださいね!

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