こんにちは。ピアノを続けていると、必ずと言っていいほどどこかでやってくるのが、「ピアノをやめたい!」という気持ちです。そういった気持ちになったときに、ピアノをやめるべきか続けるべきか、判断するためのチェック項目をつくりました。1項目1点として、ぜひ計算してみて下さい。
チェックしてみましょう。
- ピアノを弾いていて楽しくない
- ピアノの音が綺麗だと思えない
- ピアノが上手くならない自分に嫌気が差している
- 親に月謝代を払ってもらうのが申し訳ない
- ピアノのレッスンが憂鬱だ
- ピアノの先生と相性が合わないと思う
- ピアノを習うのはやめたいが、将来はピアノを趣味として続けたい
- 音大に行く気はない
- ピアノをやめてピアノよりも打ち込みたいことがある
- 将来就きたい職業が決まっている
- ピアノの練習時間が1日2時間以上だ
- ピアノを趣味にしたいとは思わない
1~4番までの項目の点数が最も高かったあなた
1~4番までの項目の点数が最も高かったあなたに最も必要なのは、ピアノをやめることではなく、ピアノを休憩することです。根をつめて考えすぎてしまって、ピアノの魅力を忘れてしまっているのかもしれませんし、今疲れているだけなのかもしれません。今の感情だけで、「ピアノをやめる」と決断してしまうと、後で後悔する可能性があります。ピアノの先生や親御さんに今の気持ちを話して、一定期間ピアノを休憩させてもらいましょう。3カ月から半年休憩してみると、またピアノを弾きたいという気持ちが沸き上がるかもしれません。沸き上がらなかった場合は、またそのときに考えることも大切です。ピアノに疲れてしまって、ピアノを楽しめないということはよくあることです。いっときの感情でやめてしまわないようにしましょう。
5~8番までの項目の点数が最も高かったあなた
5~8番までの項目の点数が最も高かったあなたに最も必要なのは、ピアノをやめることではなく、ピアノの先生をかえることです。ピアノの先生も人です。先生との性格的な相性が合わないと、ピアノレッスンに行くことが嫌になってしまうでしょう。また、ピアノの先生との方向性が一致していない場合も、ピアノ教室を変えることを検討することをおすすめします。例えば、コンクール入賞や音大を目指すことを至上としている先生の元で、趣味としてピアノを習っていれば、方向性の違いから、ピアノを弾くことがつらくなってしまうこともあるでしょう。もう一度、自分がどんな環境ならピアノを楽しんで弾けるのか考え、自分に合った先生に変えることを検討してみましょう。
9~12番までの項目の点数が最も高かったあなた
9~12番までの項目の点数が最も高かったあなたに最も必要なのは、もしかしたらピアノをやめることかもしれません。ピアノをやめてやりたいことが決まっているのなら、限りある時間をそちらに注ぎ込む、というのも一つの手でしょう。まだピアノに変わるやりたいことが決まっていないなら、これから見つけてみるのもよいかもしれません。やはり、時間を空けたところにしか、新しいものは入ってきません。趣味にする予定もなく、将来就きたい職業もなんとなく決まっているというのならば、もはやピアノに未練はないでしょう。
まとめ
ピアノをやめたいと一度も思わずに続けることは難しいことです。しかし、どんな物事でも、やめていく人が大多数である世の中では、続けている、というだけで希少価値のあることです。将来就きたい職業が決まっていないとき、ピアノを弾けるというだけで自分の身が助かることもあります。特別な理由がないかぎりは、ゆるりとでも続けることを私個人としてはおすすめします。
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